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突発性発疹

突発性発疹症とは

3歳の頃までにほとんどのお子さんがかかる病気の一つです。突然の高熱と解熱前後の発疹が特徴で、特に治療することなく改善するウイルス感染症の一つです。周囲の人の唾液から感染することが多いです。隔離や予防ができる病気ではありません。

 

突発性発疹の症状

38 ℃以上の発熱が3日間ほど続いた後、熱が下がってくる直前もしくは下がり始めてから、赤い発疹が体を中心に顔、手足に数日間出現します。発熱、発疹以外には、下痢、嶮の腫れ、大泉門が腫れる(乳児は頭の骨が完全にくっついていない部分があり、そのひとつを大泉門といいます)、リンパ節が腫れる、などの症状が出ることもありますが、多くは発熱と発疹のみで経過します。発熱初期に熱性痙攣を合併することがあります。一般的に重篤な経過をたどることはありませんが、まれに脳炎、脳症、劇症肝炎、血小板減少性紫斑病など重篤な合併症をおこすことがあります。

 

突発性発疹の治療

特効薬はなく自然治癒しますのでご家庭で様子をみてください。発熱などの症状がある場合には解熱剤など症状を抑える薬を処方します。

 

登園について

熱が下がって、食欲も戻って遊ぶ元気が戻れば、発疹が残っていても登園できます。

 

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