乳児湿疹
乳児湿疹とは
赤ちゃんの肌にできる湿疹の総称です。
皮膚の赤み(紅斑)、皮膚に盛りあがったぶつぶつ(丘疹)、小水疱、膿をともなう水疱(膿疱)、乾燥した皮膚がぽろぽろ落ちる(落屑)などさまざまな皮膚の変化をおこす特徴があります。じくじくと湿った感じがあり、顔では頬から始まることが多く、額、ときには体・手足にも広がります。
治療法
1.皮膚を清潔に保つ
お風呂では必ず石けんを泡立て、汚れを包み込むように優しくなで洗いをします。
授乳や食事のあとはこすらず優しく汚れを拭き取ることも大切です。
2.爪を切る
かゆみが強く掻きむしると悪化するので、爪をしっかり切り掻きむしらないようにしてください。
4.洋服、寝具を清潔に保ち、素材を検討する
汗をかいたあとは着替えをこまに行い、皮膚を清潔に保ってください。また、肌に優しく、汗の吸収が良い素材の服を選びましょう。
5.軟膏や保湿剤を使用する
上記1~4と並行して、保湿剤塗布や症状の程度に応じたステロイド外用薬を使用します