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低身長

低身長とは

同じ性別で同じ誕生日のお子さま100人が並んだ時、前から2~3番目までが低身長となります。

低身長の原因は遺伝的な要素もあり、それ自体が病気というわけではありません。

しかし、低身長の裏側に病気が潜んでいる場合もあるので少しくらい小さくても大丈夫だろうと考えられるかもしれませんが、身長が低いまたは、思春期でないが急に身長が伸びたなどがあれば注意してください。

低身長の原因

低身長の原因は様々で、ほとんどが本人の体質や家族の遺伝によるものですが、成長ホルモンが不足している場合や甲状腺機能の低下によるもの、思春期早発症が原因となるもの、染色体の異常や骨・軟骨の異常、主要臓器の病気が原因となっている場合があります。

低身長の診断と治療

低身長の原因を見極めるために、問診、成長曲線など確認します。

また必要に応じて専門医でのレントゲンや血液検査などの精密検査が必要になることがあります。

治療は、ホルモンや染色体に異常がない場合は、体質性低身長として、その時の骨年齢にもよりますが、栄養・睡眠・運動をしたうえで背が伸びない場合、男児は思春期開始の11歳で身長135cm以下の場合「蛋白同化ホルモン」を服用すれば、成長後の身長が3~5㎝程度改善することが期待されます(自費診療)。

女児で思春期開始時の10歳に身長128cm以下の場合、保険診療で性腺抑制療法(リュープリン)で最終身長を改善することができますので、低身長でお悩みのお子さまをお持ちの方はご相談ください。

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