特発性血小板減少性紫斑病
特発性血小板減少性紫斑症とは
血中に含まれる血小板が減少してしまう病気です。原因としては、自分の血小板を攻撃する自己抗体が生じ、破壊されることで減少してしまいます。小児では、ウイルス感染をきっかけに急性に発症し自然寛解するものが多いです。
症状
点状出血(紫斑)、鼻血・歯肉出血(粘膜出血)、頭蓋内出血
治療
出血の重症度によって治療法がかわります。軽症の場合は、無治療経過観察しますが、中等症以上となると、ステロイド投与や免疫グロブリン療法を行います。重症の場合、致死的な出血を認めるときは免疫グロブリン療法に加え、血小板を輸血することがあります。
必要によっては入院や精密検査が必要になるため、他の医療機関へ紹介いたします。