肺炎
肺炎とは
感染性、非感染性の原因によって起こる肺の炎症の総称です。発熱や咳などの呼吸器症状を伴い、画像検査で肺に炎症陰影が認められるものを肺炎といいます。
病原体ごとの肺炎の特徴
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ウイルス性肺炎 |
細菌性肺炎 |
非定型肺炎 |
主な病原体 |
・RSウイルス ・インフルエンザウイルス ・新型コロナウイルス感染症 など |
・肺炎球菌 ・インフルエンザ菌 など |
・マイコプラズマ ・クラミジア |
好発年齢 |
乳幼児期 |
幼児期 |
乳幼児期・学童期以降 |
咳の性状 |
乾いた咳(乾性咳嗽) |
痰が絡んだ咳(湿性咳嗽)膿性の痰が出る |
乾いた咳(乾性咳嗽) |
検査
画像検査、疑わしい病原体の検査など
治療
抗菌薬を用いた薬物療法が主体となります。
1.薬物療法:病原体ごとに治療薬が変わります。
2.対症療法
3.呼吸管理
4.補助療法:ステロイド、免疫グロブリン投与(病態により考慮)
※重症化しやすい年齢、状態によっては外部の病院へ紹介することがあります。